CV. 畠中 祐
本作の主人公であり、甲賀五宝連の棟梁。
弦之介と朧の実子であり、響とは血の繋がった兄妹。
聡明で有能だが、常識的な思考がかえって枷となることがある。
瞳に映る相手の敵意を返す“矛眼術”を持つ。
CV. 水瀬いのり
本作の主人公であり、伊賀五花撰の棟梁。気品と無垢さを合わせ持つ魅力的な娘だが、無垢さが無軌道に暴走する危険もはらんでおり、その得体の知れなさが時に畏怖を抱かせる。瞳に映る相手の敵意を無くしてしまう“盾眼術”を持つ。
CV. 德石勝大
八郎、響と一緒に育てられた甲賀忍者。毒舌なひねくれ者だが、碁に長けており戦略家。現とは犬猿の仲ながら、密かに気になっている様子。自分の目を周囲に飛ばす術“百目”を持つ。
CV. 落合福嗣
八郎、響と一緒に育てられた甲賀忍者。口下手だが、誠実で心優しい性格。生まれながらにして全身の筋肉が膨張する病にかかっており、常に鎧を着用して膨張を抑える必要がある。転寝制作の、軽快な伸縮が可能な全身鎧と面頬“犀防具”を身につけている。
CV. 市来光弘
八郎、響と一緒に育てられた甲賀忍者。融通が利かない硬い性格で、忍びとしては出自が特殊らしく、武士のようなしゃべり方をする。交わった女を乱れさせる忍法“松籟”を持ち、それを応用して、昆虫を大量に呼び寄せることも可能。
CV. 三木眞一郎
八郎と響の養育係を任された甲賀忍者。生まれつき体が弱く、日に日に体が衰えている。忍びの道にこだわりがないように見え、八郎と響に契りを結ばせようという思惑に対しては懐疑的。カラクリ制作が得意。
CV. 早見沙織
八郎、響と一緒に育てられた伊賀忍者。一番年下だが、常識人で精神的に成熟した大人な性格。忍びとして戦うことに疑念はなく、任務として棟梁を守ることに迷いがない。転寝制作のリボルバー“蓮根銃”を持つ。
CV. 上田麗奈
八郎、響と一緒に育てられた伊賀忍者。顔に似合わず甘えん坊ではしゃぎがちな性格。巨乳。現と特に仲が良い。左目から流れる涙が男を乱れさせる、忍法“胡蝶”を持ち、それを応用して蝶を大量に呼び寄せることができる。
CV. 佐倉綾音
八郎、響と一緒に育てられた伊賀忍者。口がかなり悪いが、実は綺麗な物への興味は人一倍。 ひねくれ者の才蔵とは犬猿の仲。素果布を広げることで発動する幻術“夢寐うつつ”を持つ。
CV. 名塚佳織
八郎と響の養育係を任された伊賀忍者。世話女房的な性格。過去の任務経験が豊富であり、甲賀、伊賀の思惑については疑念すら抱いていない。蜘蛛の糸製の、パラシュートやハングライダー飛行が可能な“羽衣”を持つ。
CV. 土師孝也
甲賀、伊賀の忍び達の前に突如現れた異能の衆“成尋衆”の首魁。絶対の権力者たる徳川家に対しても崩さぬその慇懃無礼さから、不気味な自信が垣間見える。とある目的のため、歴史の闇から表舞台にその姿を現し、行動を開始する。
CV. 豊永利行
成尋衆の一人。凍りつくように優美で、精悍な顔立ちをした美少年。忍びの絶技を、皮肉交じりに一笑に付すほどの余裕を見せ付ける。特異な砂時計を用いて時を操る秘術“時逆鉾”を持つ。
CV. 土田 大
成尋衆の一人。成尋への忠誠を見え隠れさせるが、その真偽は計り知れぬ寡黙な男。鞘の下げ緒を揺らめかせ、空間を超越した異界を作り出す秘術“金剛楼閣”を持つ。
CV. 佐々木梅治
成尋衆の一人。幻術や、それを超越した禁術の類に精通する奇怪な老人。老いてなお枯れぬ女人への執着を見せる。現世になど存在せぬはずの神や魔を召喚、使役する秘術“魔獣召喚”を持つ。
CV. 堀江由衣
成尋衆の一人。不敵な笑みを絶やさぬ魅惑的な女。鏡を使い、相手の一生を走馬灯のように、全て悪しきものであったかのごとく見せ続け、ついには絶望のうちに自死に至らせる秘術“宿命通”を持つ。
CV. 岡野友佑
当代将軍徳川家光の実弟であり、駿河遠江五十五万石の領主。自尊心が高く、聖人君子とは言いがたいが、武士としての資質は本物で武芸も達者。
CV. 浜田賢二
謎の忍法僧。
CV. 桐本拓哉
甲賀五宝連の若き逸材。理知的な性格だが、時に荒々しい一面も見せる。求道心が強く、自らの忍法の完成を心より望んでいる。バテレン竪琴の弦を鍛え上げ、何重にも縒り合わせつつも極めて細く仕上げた鞭 “天竪琴”を持つ。
CV.山口りゅう
甲賀五宝連の豪快なる手練。仲間想いで人を引きつける性格だが、頭に血が上りやすい一面がある。胃の中に貯めた石油を噴霧状に吐いて引火させ、相手を焼き尽くす忍法“草生炎”を持つ。
CV. チョー
甲賀五宝連の老獪なる古参。幼い八郎、響を預かっており、二人を忍びとして健やかに育てることを自らの使命として何より重んじている。闇夜にあっても燐光を帯びる、特殊な汗を大量に放つ忍法“蛍烏賊”を持つ。
CV. 藤 翔平
甲賀五宝連の明晰なる頭脳。用心深い性格で、時に参謀として鯨飲に進言を行う。諜報に長けるが、逃走時にはしんがりの役割を担う実力者。投網と見紛うほどに大量に、そして広範囲に撒き菱を放つ忍法“千手観音”を持つ。
CV. さかき孝輔
伊賀五花撰の誇り高き大器。生まれつきの才覚に溢れる五花撰の中にあって、たゆまぬ努力によってここまで登りつめた苦労人。品種改良を重ね、毒性を強めた彼岸花の花粉を毒ガスのように操る忍法“曼珠沙華”を持つ。
CV. 茶風林
伊賀五花撰の堅牢なる守護者。女好きだが、基本的には気のいい好々爺。響を幼き姫のように扱い、甘やかすきらいがある。植物の蔦を自在に操り、蔦の結界に入り込んだ者を絡め取り、絞め殺す忍法“蔦投網”を持つ。
CV. 村井雄治
伊賀五花撰の霊妙なる奇才。陰気で面倒臭がりだが、一度興味を覚えたことはとことん追求する性格。女郎花と男郎花を舞い踊らせ、見た者を欲におぼれた淫獣へと変える忍法“黄泉返し”を持つ。
CV. 櫻井トオル
伊賀五花撰の実直なる麒麟児。響を嫁にしたいと公言し、仲間からひんしゅくを買っているが、その実、誰よりも響を棟梁として敬い、力になりたいと願っている。鳴子のように相手を感知して音を鳴らす睡蓮を繰る忍法“睡蓮掌”と、吸血植物と化した睡蓮を手裏剣のように飛ばす忍法“死花化粧”を持つ。